2010年03月16日

久留米育ちのセンペルビウム

私は以前、東北のほうでセンペルビウムを露地植えにして楽しんでいるのを見て

九州では無理なのだろうかと疑問に思ったことがありました。

そもそもセンペルビウムとはヨーロッパの高山植物なので多肉植物の中でも

非常に寒さに強い冬型タイプになります。

その反面、高温多湿に弱いので九州での夏の劣悪な環境で傷んでしまう傾向があり

敬遠される方も多いようです。ですが私が扱った経験上そんなに難しい

感じではありませんでした。

しかし地植はさすがに夢物語・・・

ダメもとで昨年3月、お店の枕木のテラスに植え込みスペースを作り

地植えしてみることにしました。

品種は普及種の巻絹(S・arachnoideum)しかし、そんじよそこらの巻絹とは

わけがちがいます。

当店で5〜6年栽培され久留米のうだる様な夏を何年も越した選りすぐりの精鋭たちなのです。

結果はどうかって?

言うまでもありません。ご覧の通りです

IMG_3332.jpg

夏の時点で若干お疲れ気味でしたが、そこは久留米育ち恐るべし!!

どの品種でもOKというわけではありませんが、センペルの地植え意外と

夢ではありませんでした。

とりあえずまだ1年なので今後の彼らの成長ぶりが楽しみです。

機会があれば追跡結果をお知らせいたします。

因みに今度の多肉祭りにもセンペルビウムは多数品種入荷予定です。




posted by 花伝 at 00:35 | Comment(0) | 多肉植物
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス(ブログには公開されません):

ホームページURL:

コメント:

認証(表示されている文字列を入力してください):
smun