2010年08月19日

チランジア播種

またしてもしっかり怠けてしまいました・・・すみません。


と、いう事で反省もそこそこに今回はチランジア(エアープランツ)の播種(種まき)に
挑戦してみました。

お店で販売しているチランジアに春頃からどんどん花が咲き始め高価な品種にも花が咲きました。
これに種が付けば増殖して・・・ウケケケ
なんて相変わらず浅〜い考え。

しかしそう簡単に種は実のらず梅雨時期にはカビが・・・
諦めかけていた時、普段はあまり関心がなかったイオナンタのクランプに綿毛が
付いているのを発見。お〜!!

これぞまさしく種ではなかろうか?
実はわたくし種を生で見るのは初めてで手にとってみると今にも飛んで行きそうな感じ。
なるほどね。確かにエアープランツと言われるのも納得。


IMG_3960.jpg
チランジア・イオナンタ(種の塊)

IMG_3961.jpg
種を取った後


品種的には普及種で安い品種なのですが園芸に命をささげたわたくしとしては、
種を蒔かずにはいられないのです。
と言ってもチランジアの播種は初心者、本を読み読みチランジア業者に教えを乞い
種を蒔いたものがこちら。


隆博 115.jpg
まあ、蒔いたと言うより付けたってな感じ。

チランジアの播種床は土ではなくヘゴ板やコルク板もしくは網戸のネットなどが良いらしく
ヘゴやコルク板はあまり売ってないので今回は網戸のネットにしました。
ちなみにチランジアの種は古いとまず発芽しません。その為、採りまきがおすすめです。
(保存中でも空気の動きが必要らしい)

種をネットに擦り付け霧吹きで水をかけるとバッチリくっつきます。
かなり簡単。後はなるべく乾かさないように朝夕水をやり1週間程度で種が膨らみ
緑色の何者かがみえはじめます。
こちらです。


隆博 117.jpg
種まき1週間後

そんなこんなを繰り返し、一年ほどで何とか形ができ始め店頭に並ぶほどになるには
4〜5年位かかります。どうですか、長いでしょう。

明日に希望が持てない方は店頭での購入をおすすめします。
そして希望に満ち満ちているあなた、是非チランジアの播種に挑戦してみてはいかがでしょうか。


IMG_3966.jpg
おまけ チランジア・カピタータレッドの花


最後に夏に行った展示会で買い付けた雑貨や器また多肉も徐々に入荷しはじめています。
暑いですがご来店お待ちしております。


 














posted by 花伝 at 00:18 | Comment(3) | その他植物
この記事へのコメント
それが、引越すことは決まっているのですが、まだ、場所もなにもないんです。(ρ_;)

通りがかりに、外で働いている建築現場のおじさんやお兄さん達みると、ホント日除けのテントとジュースをあげたくなります。
彼らに日陰を!
と毎度思います。
Posted by ポチ at 2010年08月25日 03:27
ポチさん、暑いですね・・・

正直20年前の気候に戻るにはかなり難しいでしょう。

そこでわたくし、厳しい夏の環境に順応すべく
日夜、炎天下の中仕事に勤しんでいるのでございます。

こうなれば己を環境に順応させ進化するのみです。


まあ、そうは言うもののいいかげん涼しくなって欲しいですね。

それでは、くれぐれも熱中症には気を付けて引越し
がんばってください。
Posted by 花伝店主 at 2010年08月23日 22:23
気の長い話ですね。
チランジアの栽培がそんなに長くかかっていたなんて。

最近、うちが引越すのどうだのと、予定があって、暑さにも、帰省にも負けて、園芸熱下がり気味な自分が情けないです。

次の庭はああしようこうしようとかは思うのですか。

とにかく今は整理して、枯らさないように引越すことで頭がいっぱいです。

夏休みが終わって、カブトムシが幼虫期間になればまた、庭の片付けを始めます。

また、二十年前くらいの気温に戻ることはないのかなぁ。
Posted by ポチ at 2010年08月20日 23:47
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