2011年12月10日

こんな物どうですか?

最近、バラを選ぶ上で重要視される項目にこのようなものがあります。

1 四季咲き性
2 耐病性
3 育てやすさ(強健種)

そしてもう一つ

香りです。

近年この香りが非常に重要視され、フレンチローズなどはとくに細かく
香りを分けているようです。

しかし、正直言って香りを説明するのは非常に難しく、カタログなどで
品種説明を見ても、このバラはオールドローズの香り、スパイシーな香り、はたまた
フルーティー。

ニュアンス的には分りますが、それをお客様に確実に伝える事は非常に
難しい事でした。

ところが今回面白い物をみつけました。

香りの「見える化」を実現した商品。
こちらです。


IMG_5682.jpg
ロフィック・ビーンズ

このロフィック・ビーンズはバラの香りを8種類に分けています。

スパイシー、ブルー(青バラ系)、フルーティー、ティー、ダマスク・モダン、
ダマスク・クラシック、ミルラ、ブルガリアンローズ

聞きなれない香りもありますが、どれも嗅いだ事のある物ばかりでした。

古来より人は、バラの香りを楽しんできました。
現在のように姿、形に重点を置いた育種がされていなかった時代には、
「医香同源」として、アロマコロジーのようにバラに親しんでいたのでしょう。

さて、このロフィックビーンズですが、使い方はさまざま。

例えば、ティーの香り。
鎮静効果やストレス軽減効果。
また、ストレスから来る肌荒れにも一役買うといわれています。

一番の用途としては、バラを選ぶ際の香りの確認です。
自分の好きな香りを知り、それに近い品種を選ぶのに絶大なアイテムに
なる事は間違いありません。

また、面白い使い方としては、8種類のビーンズを色々組み合わせ
自分好みの香りを作ると言う楽しみ方もあります。

そんなこんなで、楽しみ方はいろいろ。

いままで、有るようでなかった。

バラの香りの商品。
蓬田バラの香り研究所さんにありがとうと言いたい。
そんな逸品でした。

バラ好きさんに限らず、アロマ好きにもおすすめで〜す。








posted by 花伝 at 00:25 | Comment(0) | バラ
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