2014年07月31日

京都府立植物園リベンジ!!

皆様、お久しぶりです。

生きてますよ!!

あまりの暑さに、ハウスで野たれ死んでいるのではと

お客様から心配の声が届きましたが、

辛うじて生きております(汗汗汗)

昨年今年と、猛暑の中に身を置いて気づいたことが一つ。

雪山で遭難すると眠くなると聞きますが、

猛暑も然り!!

あまりにも熱い場所に長時間いると眠くなります。

「ホンマでっか」的な信憑性ですが、

わたくしの体からエマージェンシーコールが

鳴り止まないのでございます。

皆様、夏の園芸はほどほどに、そして命を大切に!!


と言う事で、先週展示会の為、京都に出張したのですがその際

昨年ハウス改装工事の為、半分しか見ることが出来なかった

京都府立植物園の、リベンジレポをお送りいたします。

それでは早速行ってみましょう


京都府立植物園は甲子園球場約6個と、いまいちピンときませんね

福岡県人なのでヤフードームでお願いします。

何はともあれ、広大な植物園なのですが

今回は観覧温室を中心にお伝えいたします。


キュー植物園を彷彿させる立派なハウスがお出迎え


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もちろん、キュー植物園に行った事がありませんけが。



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まずハウスに入ると、80年代日本を沸かせた世界最大級の花

Rafflesia(ラフレシア)のホルマリン漬けと思わしき標本

いいね〜!!

そして、観覧料200円を払い、いざ入室!


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まずは、Thunbergia mysorensis(ツンベルギア マイソレンシス)

の暖簾をくぐります。

因みに、ツンベルギアの属名はリンネの第1弟子ツュンベルクから来ています。

実はこの人、日本の植物と深いかかわりがある方です。

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Ecbolium ligustrinum(エクボリウム リグストリヌム)

熱帯植物ならでわの翡翠色、

憧れです。


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Heliamphora nutans(ヘリアンフォラ ヌタンス)

ウツボカズラのようですが、サラセニアの仲間


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Platycerium wandae(プラティケリウム ワンダエ)

いつみてもデカい!!

貯水葉から胞子葉まで入れればゆうに2m越え!

必見!!


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Anthurium regale(アンスリウム レガレ) 

やっぱり原種のアンスは葉っぱがいいね!!

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花序を見る限りアンスのようです。

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この気持ち悪いのもアンス


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Heliconia revolute(ヘリコニア レウォルタ)

三葉虫がぶら下がっています。


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Cycas siamensis(サイカス シアメンシス)

これ、ください。


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Xanthosoma mafaffa(キサントソマ マファッファ)

一見、コロカシアですが、カラジュームに近い仲間


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Hibiscus schizopetalus(ヒビスクス スキゾペタルス)

お馴染み原種ハイビスカス、風鈴仏桑花(フウリンブッソウゲ)

大株の木から垂れて咲く様は、まさに風鈴ですね!!

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Hydnophytum formicarum(ヒドノフィツム フォルミカルム)

いいね〜〜!!

超ディープ植物アリノスダマ。

自らの体内にアリを住まわせ、その糞や食べ残しを

養分にし、共生して行く強者です。

皆様が良く知るジャンルではビカクシダもアリ植物に入ります。

うちのお客様にも数人コレクターがいらっしゃいますが、

ディープすぎて商売になりません(笑)



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Aristolocchia salvadorensis Standley
(アリストロキア サルヴァドレンシス スタドレイ)

これ、幹から直接花が咲いてます。

すげ〜!!


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小さいダースベーダ―がいっぱい。


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こちらは別品種


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そして、やたらとビカク、ビカク、ビカク

この他にも、結構ありました。



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そして、待望の砂漠・サバンナルームへ

アローデイア ヂュモーサがお出迎え

パキポにカランコエ、奥に隠れた細い葉はダシリリオン

テンションあがります!!

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Pachypodium geayi(パキポディウム ゲアイー)

和名 亜阿相界(アアソウカイ)

ん〜〜ナイス!!


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プヤかな、ヘクチアかな??


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Dasylirion glaucophyllum(ダシリリオン グラウコフィルム)

凶器です!!



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ソテツの贅沢盛り

このコーナー幾らかな(怖)


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エンケファラトス ホリダスにフーケリー見せびらかしですね(泣)



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上を見れば、バオバブの花!!

オオ〜〜〜ッ!ラッキー!!


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Alluaudia procera(アローディア プロセラ)

夏多肉の人気ジャンルですね


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Aloe dichotoma(アロエ ディコトマ)

これで、2.5メートル位かな

でもまだまだデカくなりますよ


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Welwitschia mirabilis(ウェルウィッチア ミラビリス)

2000年以上、生きつづけ、終生2枚の葉だけを伸ばし続ける植物

和名の通り「奇想天外」ですね!!

今回花に遭遇またまたラッキーです。


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Adenia globosa(アデニ グロボーサ)

昔このクラスの玉、腐らせたことがあります(泣)


そして、そしてブロメリアルームへ

もっとも見たかったコーナーですが実は

次の用事が迫っていたため足早に回る羽目に・・・

実はこのハウスを観覧中、趣味の園芸でお馴染みの

金子明人先生に遭遇!

金子先生も急がれているようでしたが、挨拶をすることが出来ました。

証拠の画像はありませんが、これ本当です。


突然ですが、いったん終了!!!!




posted by 花伝 at 13:16 | Comment(0) | その他植物
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